2015年4月28日火曜日

うれしかったこと

つい先日、つばめ学院の教室でとても嬉しい光景を見かけました。
その2つのエピソードをご紹介しようと思います。

1人目は中2のK.W.くん


彼は運動をしている中学生で、身体がしっかり。
まあ、年頃の男子ですので。。。普段の話し方は「だるそー」な感じです(笑)
もちろん、挨拶や受け答えははっきりしています。

ちょうど、塾から小6女子が帰ろうとした時に、入り口で彼と出くわしました。
小6の女の子には、お母様がお迎えに来ていました。

そこで、なんとも自然に
「さようなら」
と、はっきり女の子とお母様に挨拶するんです!!

いや、「ただの挨拶でしょ」と思う方もいるかもしれませんが、私の中学時代は絶対にできませんでした。
だって、合ったこともない保護者の方に「さようなら」なんて。。。

せいぜい、向こうから言われたら小声でぼそぼそ返事する程度が、私の限界でした。。。
こういう立派な行動がとれる生徒がいるというのは、塾長として非常に誇らしい気持ちになってしまいます^^

2人目は小6のT.N.くん

実は最近、私は教室の靴をそろえています。
子供たちが出入りする場所ですので、そろえた5秒後にグチャグチャになることもしばしば^^;

私の目的は、「場の空気感をつくる」ことです。
掃除をする、ゴミ箱をカラにしておく、靴をそろえる、etc
「ここは集中する場なんだ」ということを意識付けするために、意味のあるなしに関わらずやっています。

ですから、靴をそろえるのも、勝手にやっていました。
「靴をそろえろ!」
と強制するのも、なんとも違うと思っています。

なんとなく
自然に
そういう雰囲気になる

そんなことを意図していたところに。。。



これです!!

私が揃えているのを見て、T.N.くんが帰りに揃えて帰ってくれたのです。

「まわりを見て動く」

これは、勉強だけに限らず「学ぶ力」の鉄則のようなものですよね。
生きる力全般に通じる素晴らしい行動力だと思います。




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